「作ったら終わり」は誤解。ホームページは「育てる資産」
「ホームページを作ったんですが、全然お問い合わせが来ない…」
IT相談でこんなお悩みを伺うこと、本当に多いです。詳しく話を聞いてみると、多くの場合、ホームページを公開してから数ヶ月、あるいは数年、ほとんど何も手を加えていない状態だったりします。
実は、「作ったら終わり」にしてしまうことが、ホームページが機能しない最大の原因なんです。

よくある誤解:「完成したら集客してくれる」
ホームページ制作の相談を受けるとき、こんな期待を持たれている方が少なくありません。
「プロに頼んでちゃんと作れば、自然とお客さんが来るはず」
「完成したら、あとは何もしなくていいんですよね?」
「うちは更新するような情報がないから、一度作れば十分」
看板やチラシは一度作ったらそのまま使い続けられるので、ホームページも同じようなイメージを持たれるのはわかります。
でも、実はこれが大きな誤解なんです。
なぜ「作って終わり」だと機能しないのか?
理由①:検索エンジンは「鮮度」を評価する
Googleなどの検索エンジンは、「ユーザーにとって有益な情報」を上位に表示します。そして、その判断基準のひとつが「情報の鮮度」です。
例えば、最終更新が3年前のホームページと、先週更新されたホームページ。どちらが「今も営業している、活発な会社」だと感じますか?
検索エンジンも同じように考えます。更新されていないサイトは徐々に検索順位が下がり、見つけてもらいにくくなっていくんです。
理由②:お客様は「今の情報」を求めている
ホームページを見に来る方は、「今、この会社はどんな状態なのか」を知りたがっています。
「今も営業しているのかな?」
「最近どんな実績があるんだろう?」
「この会社、ちゃんと活動してる?」
古い情報のままだと、「もう営業していないのでは?」と不安になってしまいます。せっかく興味を持ってくれた人が、問い合わせをためらってしまうんです。
理由③:競合他社は動いている
あなたがホームページを「作って終わり」にしている間、競合他社は情報を更新し続けています。
ブログを書いたり、実績を追加したり、お客様の声を掲載したり。こうした小さな積み重ねが、検索順位にも、お客様の信頼にも差を生んでいきます。
正しい考え方:ホームページは「育てる資産」
では、ホームページとはどう向き合えばいいのでしょうか?
私がいつもお伝えしているのは、「ホームページは作品ではなく、道具である」ということです。
もっと言えば、ホームページは「24時間働く営業担当」であり、「いつでも開いている店舗」です。
店舗なら、商品を入れ替えたり、季節のディスプレイを変えたりします。
営業担当なら、新しい情報を仕入れて、お客様に提供します。
ホームページも同じです。少しずつ手を加え、情報を足していくことで、どんどん価値が高まっていきます。
小さな更新が、大きな差を生む
「そうは言っても、うちは更新するような情報がないんです…」
そんな声もよく聞きますし、その気持ちよくわかります。
でも、探してみると案外あるものです。
- 季節の挨拶(「新年のご挨拶」「夏季休業のお知らせ」)
- 日常の業務風景(「こんな作業をしました」)
- ちょっとしたお役立ち情報(「よくある質問に答えます」)
- スタッフの紹介(「こんな人が働いています」)
こうした小さな情報でも、十分に価値があります。大切なのは、「この会社は今も活動している」と伝えることです。
今日から始める「最初の一歩」
ここまで読んで、「じゃあ何から始めればいいの?」と思われたかもしれません。
まずは、月に1回、小さな更新をする習慣から始めてみてください。
例えば:
- 写真1枚 + 100文字のコメント
- 「今月の活動報告」として簡単なお知らせ
- お客様から聞かれた質問への回答
完璧である必要はありません。文章が上手い必要もありません。大切なのは、「続けること」です。
そして、その小さな積み重ねが、半年後、1年後に大きな差となって現れます。検索順位が上がり、お問い合わせが増え、ホームページが本当の「資産」になっていきます。
まとめ
ホームページは「作ったら終わり」ではなく、「作ってからが始まり」です。
完璧を目指す必要はありません。小さく、少しずつ、育てていく。その意識があるかどうかで、成果は大きく変わります。
もし「何から始めたらいいかわからない」「更新の仕方がわからない」という場合は、ぜひご相談ください。小さな一歩をサポートします。
「うちのサイト、このままでいいのかな?」と感じたら、お気軽にご相談ください。
